DAWN

霊とアート(1)


怖いのになぜか観てしまう心霊動画。
いつもワクワクしながら観てしまっている自分がいる。
大人になるにつれて霊に対する理解も深まってきていると思うのだが、
如何せん霊の見方がわからない。
美輪さんが霊は人間と全く同じで、そこら中にいると言っていたが、
我々に肉体があるから認識しにくくなっているだけなのだろうか。
もし突然に幽霊が姿を表しても冷静でいられるにはどうすればいいのだろう。
そんなことを思いながら今日も心霊動画を観ていた。
すると首のマネキンに取り憑いた霊が出てきた。
マネキンの目が動く。
その時ふとアートと心霊はとても似ていると思った。
実際に起きると驚いてしまうようなことをアートで前もって観ておけば
霊に対する恐怖心を和らげることができるのではないだろうか。
目だけ動くマネキンでもアートとなれば楽しめるはずだ。
これは発見だ!と思ったが、よく考えると髪が伸びる日本人形は怖ろしい。
ただアートにするだけでは太刀打ちできそうにない。
やはり肉体がないのに人間と同じような振る舞いをするものに恐怖を感じているのかもしれない。
つまり我々は肉体があるから恐怖を感じるということだ。
確かに恐怖の根本は肉体を侵されることだと思う。しかし、なぜ肉体が侵されることが怖いのかはわからない。
個人的には痛いからだと思っているが、痛いにしても肉体はいずれなくなる。
本当は怖れることは何もなくて、人の思い込みが激しいだけなのかもしれない。
そして思い込みの度合いで痛みの感じ方が違うのかもしれない。
そんな思い込みを少しづつ解いていくアートが増えれば、きっと日本人形とも仲良く暮らせる日がくるだろう。
写真はクリックハウスという音楽を作ったRicardo Villalobosのどエラい名盤”Fizheuer Zieheuer”のアートワーク。
芸術と霊は密接に関係していると思う。
次回も霊とアートについて掘り下げようと思う。