DAWN

波佐見

波佐見の話

先日波佐見町中尾山で桜陶祭という春の陶器市に参加させていただきました。

僕が波佐見町のためにできることはなにか。
考えながら歩いていた翌る日、たまたま会社の管理人に道端で会って「こないだ鋏を作ってる鍛冶屋のドキュメンタリーを見て君を思い出したよ」と言われた。

とりあえず近代文明の力で動画検索して幾つかの鋏つくりの動画を見てみた。
鉄を熱して叩いて作っていた。コレは無理あると思った。
百戦錬磨のお爺さんが「選ばれたものしかやっちゃいけない」とか言っている動画に行き着いた。僕は怯えた。
諦めた僕は気を取直して宮崎在住の漆工芸の宮城先生に相談してみた。
すると宮城さんから「ハサミつくったら?」と返ってきた。逃げ場ないね。
僕は大人しく鋏を作った。意外と楽しかった。
選ばれたものしかやっちゃいけないことはないけど、ちゃんと向き合わないと切れないだろうなあと思った。
完成品は波佐見町の光春窯さんに差し上げることにした。
何でもやってみるもんだなあと思った。

僕は波佐見のために鋏を作りました。